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著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム(国民会議改め)
think C メールマガジン vol. 7
http://thinkcopyright.org/
【文化審議会で大規模ヒアリング開催決定、の7号】
2007.4.24
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■文化審議会で4/27と5/16に大規模ヒアリングが開催されます
文化審議会内の「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」で、
早くもジャンルを横断した大規模なヒアリングが開催されます。
日程は、4/27(金)9:30〜12:30と、5/16(水)9:30〜13:00で、
各ジャンルの創作者、権利者、事業者、エンドユーザー、教育、福祉、
図書館・博物館、電子アーカイブ、法律実務家、経済学者、クリエイティブ
コモンズなど、多様なジャンルの代表が出席して意見を述べます。参考人の
意見は文化庁HPに掲載されるとのことです。
フォーラム発起人では現在、下記の方々が出席して意見を述べる予定です
(日時は暫定)。
4/27(金) 津田大介さん、富田倫生さん
5/16(水) 金正勲さん、久保田裕さん、田中辰雄さん、椿昇さん、
常世田良さん、福井健策さん、平田オリザさん、別役実さん、
寮美千子さん
ヒアリングはどなたでも傍聴できます。傍聴案内はこちら:
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/index.htm#kaisai
(4/27分は、4/24(火)17:00締め切り)
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■第2回公開トーク、満員御礼
4月12日(木)18:30〜20:30の第2回公開トークには、ご来場ありがとう
ございました。お陰様で今回も110名以上の方にご来場いただきました。
公開トークの全映像(2時間強あります):
http://thinkcopyright.org/resume.html
主なネット上の報道:
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20347034,00.htm
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/13/news080.html
ブログなどでの反応:
http://www.alz.jp/221b/archives/000660.html
ほか(http://thinkcopyright.org/reference.htmlにて紹介中)
■第1回公開トークでの会場アンケートの結果はこちら:
http://thinkcopyright.org/enquete_talk01.html
第1回公開トーク後に「Copy & Copyright Diary」上 でおこなわれた
アンケートの結果はこちら:
http://d.hatena.ne.jp/copyright/20070322
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■お知らせ
第2回トークで、三遊亭圓窓氏から「あるテレビ番組の企画で、藤沢周平氏の
作品を落語化したいという構想を語ったところ、遺族から『聞いていない』と
クレームを受けた。遺族に手紙を書いたが返事がない」などの旨の発言があり
ました。
その後、当時圓窓氏とご遺族との間に立ったNHK担当者からフォーラムに対
して、「ご遺族は『番組がテレビで放映されたとき、落語化の話が遺族の承諾
を受けて進んでいると受け取られてしまうのではないか』という懸念をNHK
に対して質問したに過ぎず、担当者がそれを伝える際に圓窓氏に誤解を与えて
しまった。また、圓窓氏の手紙に対するご遺族の返答を、圓窓氏に正しく伝え
ていなかった。関係者にはご迷惑をおかけしている。」などの事情説明があり
ました。また、こうした事情説明を受け入れた圓窓氏からフォーラムに対して、
当該発言部分の映像の削除要請がありました。圓窓氏は遺族とお会いして話し
合いを持つご希望とのことです。
フォーラムとしては、発言者の意思を尊重して当該部分を削除すると共に、
削除にいたる経緯を上記の通り公表することにいたしました。
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■あらたに発起人が加わりました
みうらゆうさん(『エンドユーザーの見た著作権』管理人)
http://himagine9.cocolog-nifty.com/watchdogs/
がフォーラムの発起人に加わってくださいました。
フォーラム発起人【現在96名】:http://thinkcopyright.org/list.html
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■延長問題をめぐる最近の記事・イベント
「著作権延長の賛否で激論 文化審小委員会が初会合」2007.3/30
共同通信ほか」
相澤 英孝氏(一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授)
「コラム:著作権法の改正への長い道のり」(CIPOフォーラム)
http://cipo.jp/nishimura/column/20070312.html
「著作権保護期間問題がついに決着
保護期間は 30年+10年×(子供の数)+5年×(孫の数) に」
(パテントサロン ※エイプリルフール記事)
http://www.patentsalon.com/news/2007/0401/index.html
※過去のメールマガジン:
http://thinkcopyright.org/mailmagazine.html
※延長問題についての記事やイベント情報を下記事務局までお寄せください。
■「創造のサイクル」の事例募集:http://thinkcopyright.org/cycle/bbs.cgi
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■新コーナー:著作権のお勧め本 (末廣恒夫選)
第2回 著作権法を学ぶための本 その2
六訂版 著作権法の解説. 千野直邦, 尾中普子著. 一橋出版. (2006) ISBN:
978-4-8348-3620-2. 756(税込)
法律関係の書籍は結構高額なものも多く、簡単には手が出せない場合が多い。
安価な書籍で著作権を学びたい場合には、本書から初めて見て欲しい。
ページ数が少なく値段も安いが、図なども多用しつつ判例や事例に基づいて
著作権法について過不足無く解説している。著作権法のとっかかりの1冊と
しては、本書はお勧め。
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■フォーラムの活動は、特定団体の金銭援助を受けず、すべてボラン
ティアに支えられています。お気が向けば皆さんの援助を(1個人・
団体10000円以内に限定させて頂きます):
三菱東京UFJ銀行 青山支店 普通 1185376
著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム 世話人 福井健策
フォーラム2006年度会計報告はこちら:
http://thinkcopyright.org/about.html
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■延長問題とは?
日本では著作権の期間は「著作者の生前プラス死後50年間」が原則
です。
期間中は権利者の許可がなければ作品は利用できず、期間が終われば
誰でもほぼ自由に使えます。特にとりきめがない場合、著作者の死後
50年間は、相続人全員の許可がなければ作品は使えません。
アメリカや国内の権利者団体17団体は、日本が期間をさらに20年延長
することを求め、政府は2007年度中に結論を出すとしています。
「著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム」では延長問題につい
て、多様な意見や実証的なデータにもとづく慎重な議論を呼びかけて
います。
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著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム
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E-mail: info@thinkcopyright.org
〒107-0062 東京都港区南青山5-18-5 1F
骨董通り法律事務所 For the Arts内
TEL:03-5766-8980 FAX:03-5466-1107 (担当篠原)
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