著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム - thinkcopyright.org


メールマガジン

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム
 think C メールマガジン vol. 16
 http://thinkcopyright.org/

 【秋の拡大版・出演総勢14名に、の16号】 2007.10.8

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


■第5回「秋の拡大版・公開トーク」は金曜日です

フォーラムの秋。さらに2名増え、総勢14名の論客が、堂々4時間30分の
シンポジウムで経済学の視点から著作権の徹底分析と制度設計に挑みます。
審議会では十分なデータが示されないままの「期間延長の社会的メリット」
ですが、果たして事実が何を語るのか、ご注目ください。

トークセッション vol.5
シンポジウム「著作権保護期間延長の経済効果 − 事実が語るもの」

趣旨:
著作権保護期間の延長の是非を考えるとき、議論の前提条件として確かめ
ておくべきことがある。著作権保護期間を延長するとどれくらい著作者の
収益が増えるだろうか。パブリックドメイン化したときの利益はどれくら
いあるのだろうか。保護期間を伸ばすかどうかの二者択一以外の解決方法
はないのだろうか。これらの問いは賛成にしろ反対にしろ確かめておくべ
きことである。そうした問いに対し、できるだけ客観的な資料と論理を踏
まえて議論することを試みる。

日時:2007年10月12日(金) 午後4:00〜8:30

第一部 4:00〜5:30 数量分析
  「インターネット時代の著作権制度−−再創造のための環境整備」
    中泉拓也(関東学院大学経済学部 准教授)
  「書籍のライフサイクルの計量分析」
    田中辰雄(慶應義塾大学経済学部 准教授、発起人)
  「保護期間延長は映画創作を刺激したのか」
    中裕樹(慶應義塾大学経済学部)・田中辰雄

第二部 6:00〜8:00 事例分析・制度研究
  「本の滅び方−−保護期間中に書籍が消えてゆく過程と仕組み」
    丹治吉順(朝日新聞be編集部)
  「シャーロック・ホームズから考える再創造」
    太下義之(三菱UFJリサーチ&コンサルティング 芸術・
    文化政策センター長、発起人)
  「EUの保護期間延長の事情」
酒井麻千子(東京大学大学院 情報学環・学際情報学府)
  「デジタルはベルヌを超える:無方式から自己登録へ」
    林紘一郎(情報セキュリティ大学院大学 副学長、発起人)

第三部 8:00〜8:30 フリーディスカッション
  「文化の振興のための制度設計」
    安念潤司(成蹊大学法務研究科(ロースクール) 教授)
    野口祐子(弁護士、クリエイティブコモンズジャパン事務
    局長)
    津田大介(IT・音楽ジャーナリスト、世話人)
林紘一郎、田中辰雄

<総合司会>
生越由美(東京理科大学専門職大学院 教授)

<コメンテーター>
矢崎敬人(工学院大学グローバルエンジニアリング学部 講師)
中山一郎(信州大学法科大学院 准教授、発起人)
長岡貞男(一橋大学 イノベーション研究センター教授、センター長)
安念潤司

(以上順不同・敬称略)

【注目】各発表者の論文が、フォーラムHPにて事前公表されています。
http://thinkcopyright.org/resume_talk05.html

場所:慶應義塾大学 Global Studio(三田キャンパス東館6F・約120席)
http://www.keio.ac.jp/access.html
山手線・京浜東北線 田町駅8分
都営浅草線・三田線 三田駅7分
都営大江戸線 赤羽橋駅8分

【入場無料・申込先着順】
※終了後、自由参加の懇親会(有料:3000円前後)を予定。毎回満席の、
公開トーク必修課目です。
申込みはこちらから→ http://thinkcopyright.org/resume_talk05.html

主催:著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム
   慶応義塾大学DMC機構(http://www.dmc.keio.ac.jp/
   コンテンツ政策研究会(http://contents-policy.net/
企画:「保護期間延長の経済効果」研究会

+++++++++

■文化審・小委員会第8回が開催

既報の通り、文化審議会「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」
の第8回会合が「保護期間の延長」などを議題に、9月27日(木)に開催さ
れました。次回は10月31日(水)10時〜12時の開催予定です。

Internet Watch「著作権保護期間の延長問題、隣接権や制限規定への意
見が挙がる〜文化審」
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/09/28/17013.html

次回の開催案内はこちらに掲載予定:
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/index.htm#kaisai
過去の議事録などはこちらの17番:
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/index.htm#gijiroku

+++++++++

■延長問題をめぐる最近の記事・イベント

*ユニバーサロン・リポート「米国の著作権保護期間延長は失敗−−米ヒール
ド教授が早稲田大で講演」ポール・ヒールド氏(米ジョージア大ロースクール
教授)、金正勲(慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構准
教授、発起人)
http://www.mainichi.co.jp/universalon/report/2007/0909.html

*Internet Watch「著作権保護期間、「死後70年」への延長論議を巡る動
向(1)(2)(3)」(三柳英樹)甲野正道氏(前文化庁著作権課長)、三田
誠広氏(作家)、福井健策(弁護士、世話人)へのインタビューほか
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2007/09/19/16928.html
ほか

*万来堂日記2nd「著作権の保護期間延長について 或いは 今度は我々がか
ける外圧と来るべきコンテンツ・ヘイブン」
http://d.hatena.ne.jp/banraidou/20070905/1188962693

(既報)*南亮一「EUにおける著作権保護期間延長の経緯について」レファ
レンス681号(2007年10月) ※10月15日発行予定。今後、国立国会図書館
ホームページ内にもアップ予定
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer2007.html)。

+++++++++

■「著作権のお勧め本」 (末廣恒夫選)
第7回 新刊紹介 その2

著作権法詳説 第7版−判例で読む16章. 三山裕三.
レクシスネクシス・ジャパン. (2007)
ISBN:978-4-8419-0464-2 6,300(税別)

著作権を考える上では、著作権法の条文だけでなく、判例も重要だ。
条文は抽象的だが、判例は具体的。個々のケースで条文がどのように解釈さ
れるのかは、判例に現れる。
本書では、著作権法の条文を数多くの判例を元に解説しているので、著作権
法の実際の運用がどうなされているのかが理解できるようになっている。
また、脚注や囲み記事も充実している。
値段は高めだが、読み応えがある。



※当フォーラムでは、著作権保護延長問題に関する情報(イベント情報、書
籍、記事、オンライン上での言及など)を随時募集しています。これはとい
うものがございましたら、下記事務局までお知らせ下さい。

+++++++++

今後、フォーラムからの情報が不要の方、また新規購読申し込み、配信メール
アドレスの変更を希望される方は、お手数ですが下記より:
http://thinkcopyright.org/mailform/

============================================

著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム
http://thinkcopyright.org/ 【現在発起人103名】
E-mail: info@thinkcopyright.org

〒107-0062 東京都港区南青山5-18-5 1F
骨董通り法律事務所 For the Arts 内
TEL:03-5766-8980 FAX:03-5466-1107 (担当篠原)

============================================

« メールマガジンのトップに戻る

このページのトップへ