著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム - thinkcopyright.org


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 著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム
 think C メールマガジン vol. 10
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 【審議会続報&第3回公開トーク迫る、の10号】  2007.6.12

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■文化審議会ヒアリングの提出資料がすべて公開されました

これまでお伝えしてきました、文化審議会「過去の著作物等の保護と利用
に関する小委員会」での大規模ヒアリングの提出資料の第2回(5月16日)
分が、文化庁ホームページにアップされました。
多くの論点が示されたヒアリングでしたので、ぜひご覧下さい。

(第2回/4月27日)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/021/07050102.htm
(第3回/5月16日)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/021/07051627.htm

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■あらたに2名の方が、フォーラムの発起人に加わりました

高嶺格さん(美術作家)

浜野智さん(音楽評論家・編集者)

がフォーラムの発起人に加わってくださいました。

フォーラム発起人【現在99名】:http://thinkcopyright.org/list.html

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■第3回公開トークは6月15日(金)です(既報)

公開トークの第3回開催がいよいよ迫って参りました。
強力布陣の論客が、作品創造の源泉と著作権法のあり方を語ります。
残席はまだ若干ございますので、お誘い合わせの上ご参加下さい。

トークセッション vol.3
「コミケ、2ちゃんねる、はてなセリフと作家と著作権」

日時:2007年6月15日(金) 午後6:30〜8:30
場所:慶應義塾大学 Global Studio(三田キャンパス東館6F・
   約120席)
http://www.keio.ac.jp/access.html
山手線・京浜東北線 田町駅8分
都営浅草線・三田線 三田駅7分
都営大江戸線 赤羽橋駅8分

【入場無料・申込先着順】
※終了後、自由参加の懇親会(有料:3000円前後)を予定。
申込みはこちらから→ http://thinkcopyright.org/resume.html

主催:著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム
   慶応義塾大学DMC機構(http://www.dmc.keio.ac.jp/
   コンテンツ政策研究会(http://contents-policy.net/

出演者(順不同・敬称略)

久保雅一 (小学館キャラクター事業センター長)
神田敏晶 (ビデオジャーナリスト)
鈴木謙介 (社会学者;発起人)(モデレータ)
伊藤剛  (マンガ評論家)
白田秀彰 (法政大学社会学部准教授;発起人)

コミケ等のインディーズ市場や2ちゃんねる、YouTube、ニコニコ動画、
はてなセリフといった、コンテンツを中核に据えたコミュニケーション
プラットホームビジネスの出現を踏まえ、そうしたコミュニケーション
アリーナと作家の成長との関係から、著作権の保護期間の延長問題を考え、
さらに著作権そのもののあり方を考えるフォーラム。

今回の公開トークもネット配信される予定です。詳細はフォーラムHPに
てお知らせします。

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■延長問題をめぐる最近の記事・イベント

丹治吉順「誰のための著作権延長か」(6月2日、朝日新聞Be) 

小寺信良(発起人)『メディア進化社会』第5章「著作権、世にはばかる」
(洋泉社)http://www.yosensha.co.jp/products/9784862481535/

シンポジウム「藝術は誰のものか?―著作権問題を藝術学から考える」
6月16日(土)
京都国立近代美術館1F講堂(藝術学関連学会連合主催)
http://www.momak.go.jp/Japanese/news/2007/20070616.html
*著作権の前提となる「作者の権利」という概念自体に、美学思想史的・
民俗学的アプローチで光を当て問い直す、壮大なスケールのシンポジウム。
(発起人では渡辺裕氏、名和小太郎氏、増田聡氏らが出演予定。)

川村敏久「死後『50年』か『70年』か 『著作権保護期間』で文化人が
大論争」(読売ウィークリー 2007年3月5日発売号)が、フォーラムHP
に転載されました。
http://thinkcopyright.org/yomiuriw20070318.html

影山幸一「著作権法で築く創造の円環──弁護士福井健策」artscape
http://www.dnp.co.jp/artscape/artreport/law/070515_01.html

※当フォーラムでは、著作権保護延長問題に関する情報(イベント情報、
書籍、記事、オンライン上での言及など)を随時募集しています。
これはというものがありましたら、下記事務局までお知らせ下さい。

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■フォーラムの活動は、特定団体の金銭援助を受けず、すべてボラン
ティアに支えられています。お気が向けば皆さんの援助を(1個人・
団体10000円以内に限定させて頂きます):

三菱東京UFJ銀行 青山支店 普通 1185376
著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム 世話人 福井健策

フォーラム2006年度会計報告はこちら:
http://thinkcopyright.org/about.html

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■延長問題とは?

日本では著作権の期間は「著作者の生前プラス死後50年間」が原則
です。
期間中は権利者の許可がなければ作品は利用できず、期間が終われば
誰でもほぼ自由に使えます。特にとりきめがない場合、著作者の死後
50年間は、相続人全員の許可がなければ作品は使えません。

アメリカや国内の権利者団体17団体は、日本が期間をさらに20年延長
することを求め、政府は2007年度中に結論を出すとしています。

「著作権保護期間の延長問題を考えるフォーラム」では延長問題につい
て、多様な意見や実証的なデータにもとづく慎重な議論を呼びかけて
います。

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メールアドレスの変更を希望される方は、お手数ですが下記より:
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E-mail: info@thinkcopyright.org

〒107-0062 東京都港区南青山5-18-5 1F
骨董通り法律事務所 For the Arts内
TEL:03-5766-8980 FAX:03-5466-1107 (担当篠原)

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